「外で入れてこい」バス業界にも燃料高騰の波
おんせん県おおいたで
旅行会社をやっています
おおいたツーリストの中村です
2026年4月15日(水)
2427号になります
きょうもよろしくお願いします
中東の情勢が緊迫し
私たちの身近な生活にも
いよいよ影を落とし始めました
九州でもガソリンの販売を
休止するスタンドが ついに現れた
というニュース
対岸の火事ではなく
まさに私たちの足元で
起きている深刻な事態です
特に影響を強く受けているのが
エネオス、コスモ、出光など
特定の元売りに属さない
「独立系」のスタンドだとか
普段は商社から安く仕入れられる
メリットがある反面
今回のような有事の際には
供給が後回しにされるという
厳しい現実を突きつけられる
形となってしまいました
近隣の大手系列店に
対抗して価格を据え置き
赤字に耐えきれなくなり
状況が落ち着くまでは休業すると
決めたのだそうです
この影響は私の仕事に欠かせない
貸切バスの現場にも
確実に波及しています
先日の添乗時、乗務員さんと
お話しする機会があったのですが
そのバス会社さんは
自社の燃料タンクを持っていないため
いつも提携している
市内の運送会社のタンクで
給油していたものの
今では大手系列の ロードサイドの
給油所の方が安くなってきたため
「帰庫前に 外のスタンドで入れてこい」
という指示が出ているそうです
現場のプロたちが
少しでも安い燃料を求めて
右往左往している姿は
現在の異常事態を物語っています
国からの補助金のおかげで
今は大手の価格がなんとか
抑えられていますが
その補助金も6月には
底をつくと言われています
政府は備蓄があるから
年内は大丈夫だと
説明してはいますが
実際のところは
誰にも予測がつかないのが
本音ではないでしょうか
物流や製造業
そして観光業にとっても
エネルギーは血液です
フェリーの重油やトラックの軽油
そして私たちのガソリン
これらが滞ることは
地域経済の心臓が止まることを意味します
「そのうち収まるだろう」
という楽観的な見方は
今は捨てるべきかもしれません
大国に頼らざるとも自給可能になるよう
最悪の事態を想定しつつ
自分たちにいま何ができるのか
節約と並行して
推移を見守る必要がありそうです
これが杞憂であることを願います
それでは今日はこれくらいで


