3年ぶりに海外クルーズ船の受入再開
おんせん県おおいたで
貸切バス旅行を扱う
旅行会社をやっています
おおいたツーリストの中村です
2023年3月2日(木)1283号
今日も宜しくお願いします
3年前のちょうど今日3月2日に
大分県内では第1号となる
新型コロナ陽性の感染者が確認され
その日の午後からは
一斉にキャンセルの電話が鳴って
呆然としていたのを覚えています
何が何だか、
どうしていいやらも判らず
ただただ諦めに近い無感情な感じでした
私にとって3月2日と聞くと
3年前のあの日を思いだす
インパクトのある日です
それから2週間後に書いている
ブログの一部を切り取ると
こんな風に書いていました
毎朝、出社すると提携先の旅行社や
受入施設さんからのファックスに
目を通すのですが
今朝は、4月以降のパンフレット商品の
販売延期やJRの減便による
一部商品の差し替え、
テーマパークの休業期間の延長など
そんなお知らせのファックスばかり
それに最近多いのが
民間のヤミ金?みたいな所から
金を借りないかというお誘い?
それにしても、毎日毎日
コロナウイルスの話題ばかり
大分では二週間ほど前に感染者が
確認されて以来、二人目は出てない
確実に二週間前と比べて
街の状況は落ち着いてきていると思う
私個人としては、春休みが終わり
学校の一学期が始まれば
社会は普通に回り始めると思ってる
それまでは、じたばたしても
どうやら仕事はなさそうだ
とまあ、振り返ってみれば
どんだけお気楽だったのか
一学期が始まれば元に戻るだろう
というこの見通しの甘さに
ちゃんちゃら笑けてしまいますが
結局、この後しばらくすると
史上初の「緊急事態宣言」が出され
直近では第8波までの感染の波
3年以上にも及ぶ期間かかっても
まだ完全に終息には至ってなくて
昨日現在で大分県では
300746人という
県民の4人弱に1人が
実際ではカウントしてない
数も入れると確実に3人に1人は
罹ったといわれます
中国武漢発祥といわれる
このウィルスですが
日本人がちゃんとはじめて
向き合い始めたのが
横浜港に停泊していた
ダイヤモンドプリンセス号の
船内集団感染
あれから3年間
外国の船会社によるクルーズ船の
国内入港がストップされていましたが
きのうから再開となり
静岡の清水港に
ドイツのクルーズ船が
入港しました
乗客500人乗組員300人の計800名
健康チェックを行った上で上陸して
観光を楽しんだという事です
今年は国内で年末までに
約200本のクルーズ船入港予定があり
インバウンド客のお土産など
観光消費需要に期待をしているそう
政府が掲げる観光立国推進基本計画では
ピーク時の2017年水準となる
250万人をクルーズ船から招き入れたい
という目論見があるそうです
社会は普通に回り始めると思ってる
果たしてこの状態は
社会が普通に回り始めた状態と
言っていいのかわかりませんが
確実に需要は伸びてきていて
「コロナは過去のモノ」という
印象が日増しに強くなってきています
あと10日もすれば
屋内外問わず、マスク着用の基準が
緩和され
そのタイミングでさらに
「脱コロナ感」は
加速していく気がしてます
このクルーズ船の記事の下には
日本バス協会のマスク着用に
関する記事も載っていました
通勤ラッシュなどで立って
混雑する車内で客同士の距離が
保てない場合は着用を推奨するが
それ以外の場合は「個人の判断」
というのが基本
また、貸切バス内での
「カラオケなどを利用する場合の
マスク着用など感染リスクを下げる
措置を講じること」という表記を削除
これをコロナ前の
普通に戻っていると喜んでいいのか
なんとなくちょっとしたことで
マスク推進派と脱マスク派が
乗り物の中で小競り合いを
始めるんじゃないかと
添乗員の端くれとしては
ちょっと心配にもなります
それでは今日はこれくらいで