廃業?存続?貰えるものは藁をもすがる
大分で旅行業をやっています
おおいたツーリストの中村です
今週、観光庁がまとめた
2020年度(昨年4月~今年3月)の
主要旅行業者取扱年度総計が
発表になりました
対前年度比78・4%減
取扱額は9997億円だったそうで
1兆円を切るほどの大幅減
主要旅行業者とはJTB(9社)を
筆頭に上から45社をさすもので
この中には中小零細旅行業者
の数字は入っていません
この数字は、コロナが始まって
今年の3月までの集計なので
どっぷりコロナ禍に浸った数字
とは言え、昨年7月下旬から
12月下旬までのGoToトラベルが
あってこの数字
もし、何もやってなかったら
どれくらいの業者が廃業してたか
わからない気がします
実際今月の官報公示によれば
旅行業者の事業廃止に伴う
弁済業務保証金の取り戻し公告は
前々月が60社、前月が52社だったそう
弁済業務保証金とは、
私達が開業する前に
倒産などの場合、予約中のお客様に
迷惑をおかけしないよう
予め預託しているお金のことで
これを取り戻すという事は
旅行業を廃業するという意味です
(大分合同新聞27日朝刊より)
大分県は26日、新型コロナ対策で
県全域の飲食店の時短や
不要不急の外出自粛を引き続き求め
売上げが急減した飲食店以外の
事業者には支援金を支給すると発表しました
支援金の対象は時短などの影響で
今年5月か、6月の売り上げが
昨年または一昨年から3割以上
減った中小企業・小規模事業者
県は酒販店、タクシー業者、
観光・宿泊業、小売・サービス業など
約9千社が対象と見込んでいて
当然、その9千社の中に
当社も該当しており
詳しい内容が明らかになり次第
申請したいと思っています
とにかく、厳しさで言えば
昨年よりも今年のほうが
相当、厳しい・・・というか
少し状況が良くなって仕事が増えた
と、思った矢先にステージが悪化し
その途端に取消しが連発する
ほぼ、毎月 売上がありません
正直、お金の心配事より
仕事のやり方を忘れてしまうんじゃ
ないかって・・・そんな感じです
コロナが明けたら
潰れてしまったホテルや食事場所
観光ドライブインなどがありすぎて
コース作るのも大変そうだ
まあ、厳しい状態は、どこも一緒
支援は有り難いものですから
この際、何でもすがって
生き延びてやる所存でございます
それでは今日はこれくらいで