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別府が狙うは「ニューリッチ」

 

おはようございます。

 

今日から広島~岡山~島根と

2泊3日の添乗です。

おおいたツーリストの中村です

 

 

呉市内の観光と湯坂温泉

日本三名園の岡山後楽園と

足立美術館を見学後、玉造温泉へ

 

最終日は出雲大社を参拝し

一路、大分に戻ってきます

 

バスの移動時間が長いですが

毎年、ご利用いただくお客様と

楽しくご一緒してまいります

 

 

さて、我らが大分県の誇り「別府温泉」が

最近、にわかに注目を浴びています

 

 

 

一時期、元気がなかったものの

最近はアジアからの観光客で

また人気なんです

 

そんな別府に来年、世界的なホテルグループ

インターコンチネンタルホテルがやってくる

 

 

豪華なバイキングと

スパ・ジム・プール

 

 

約8万2000平方メートルの広大な敷地に

89の客室とフィットネスクラブ、プールを

備えた施設を来年オープンさせる予定

 

 

4階建ての低層にして客室数を抑え、

温泉を生かした贅沢な作りが売りらしい

 

 

別府駅前には20年開業を目指す

『ホテルアマネク別府(仮称)』

 

 

北浜温泉の旧花菱ホテル跡地には

星野グループが進出してくる

 

別府富士観ホテル跡地も

現在、新築工事中

 

 

「大江戸温泉物語 別府清風」も

既にオープンし営業を始めた

 

温泉観光の基幹産業の一つである

別府のホテル業界の変革期が

一気に押し寄せてきた感じです

 

 

ターゲットは当然、来年のラグビー

ワールドカップや20年の東京五輪で

増加が見込まれるインバウンド客や

 

もちろん国内の富裕層もターゲット

 

 

元々ある地元資本の宿泊施設も

設備投資を急いで改装している

 
 
(ここから)
別府市旅館ホテル組合連合会によると、
部屋数は現在の約4400室に約630室が
加わり5000室を超える。
 
 
ホテル白菊の西田陽一社長は
「表向き共存共栄と言っているが本音は
すごく厳しい。皆、戦国時代になる
と感じている」と打ち明ける。
 
 
資本力やマーケティングでは大手に太刀打ち
できない。昔ながらの旅館の良さをどのように
出すかが勝負と考えている言っている

(ここまで引用)

 

 

 

元々、南国宮崎や別府は1970年代には

ハネムーンや修学旅行に人気の観光地と

して宿泊客数は約600万人に達したものの

.平成に入り団体旅行が衰退。

 

 

2017年の宿泊客数は約254万人と半減した

熊本地震が発生した16年に大幅に落ち込

んだものの5年前からは横ばい状態らしい

 

 

 

 

これからの別府が狙うターゲット

 

「ニューリッチ」

 

これまでの団体旅行客との金額帯は

倍から3倍の宿泊料金がメインターゲット

 

そういった新しい価格帯の旅行客と

これまでと同様の価格帯の旅行客との

すみ分けがはっきりしてくるが

 

自社の特色をはっきりと出せないと

おそらく淘汰されていくのも早いだろう

 

別府のホテルはこれからますます

面白くなると思っています。

 

 

 

では、今日はこれくらいで

 

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