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不要不急稼業なのか?

 

 

大分市でほぼバス旅行専門の
旅行社をやって今年で5年目になります

おおいたツーリストの中村です
 


旅行や観光に関する情報や
私のまわりの出来事で感じたことを
私目線で書いております

 

今日も少しだけお付き合い下さい

 

 

 

「かつて経験したことの無い

経済の状態になるであろう・・・」

 

 

確かにそんな感じ

 

 

さすがに

これほど新規の見積もなく

もちろん来店される方もなく

 

 

下手すると1日で電話が1~2件鳴るくらい

 

 

 

しかも、こんなタイミングなんで

 

 

貸金業の勧誘だったり

バスやトラックの買取業者

 

 

アポのある日は雑用もその日に集中し

予定がない日は極力、事務所に居る毎日

 

 

 

 

3月のはじめ頃だったか

こんな事があった

 

 

 

以前使ってくれた事のあるお客様に

「近くに来たので寄ってみました」と、伺うと

 

 

「こんな時に来なくてもいいのに

今は、旅行の計画もないし・・・

 

それに人に遭うのにマスクもせずに・・」

 

と、言われました。

 

 

確かにその通りだと、すぐに失礼しました。

 

 

 

その日の午後

今度はアポのあるお客様へ

さっそくマスクをして伺うと・・・

 

 

 

「うわ~、マスクした人が来た。

マスクをしないと悪いような人は

来ないで下さい!(笑)」と。

 

 

 

感染への緊張感には

個人差もあるのでしょうが・・・

 

 

 

「どっちにしても」状態

 

 

 

この一件から、あらためて

今は『不要不急』の訪問は

控えるべしと痛感させられました

 

 

 

不要不急といえば・・・

 

 

先日、私の好きな落語家の

春風亭一之輔師匠のコラムに

 

「全国で寄席や落語会が中止になってて

スケジュールがどんどん白くなってきた

 

考えてみれば、落語家なんて

『不要不急』の最たるものだ」

 

と、書かれてました

 

 

旅行業も考えてみれば

おなじ「不要不急」

 

 

生活必需品ではない

 

 

豊かで、余裕がある時じゃなきゃ

繁盛しない仕事

 

 

 

 

高度成長により

人々の暮らし向きが向上し

 

人も物も世界中を行き来する

グローバリズムが発達した

 

 

その結果

私たちのような仕事があり

旅行業も発展してきた

 

 

 

逆に

グローバリズムによって

今回のような細菌が運ばれ

 

 

すぐにストップを制御させることさえできず

 

 

世界中、瞬く間に広がり

今までなかったような病気が

人の命も奪っていく

 

 

今回のウィルスが終息しても

 

これからは、次から次へと

こんなのが現れてくるのかも

 

 

そう、思うと

 

 

この不要不急稼業の中小零細も

自然淘汰されていくのだろうと思う

 

 

 

それでは、今日はこれくらいで

 

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