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カニという漢(おとこ)

 

おんせん県おおいたで

旅行会社をやっています

 

おおいたツーリストの中村です

今日もよろしくお願いします

 

 

昨日のような厳しい寒さは緩み

今朝はいい天気で風もなく

寒いなりに過ごしやすい週明けです

 

 

トレンドワードには

「ロマンティックが止まらない」

 

なんて曲のタイトルが

上がってきてて

 

 

私が中学生か高校生の頃

流行ってた曲のボーカルの方が

 

60歳という若さで

脳梗塞で亡くなったんだそう

 

もう40年近く前の話ですが

自転車での通学途中、

 

同級生がよくこの曲を歌って

帰ってたのを思い出します

 

 

そうそう・・・

 

私と同い年で

ロマンティックが止まらない

そんな男がひとりおりまして

 

 

京都在住の藤井さんという方なんですが

みんなからは、通称カニさんなんて

呼ばれている方です

 

 

 

そのカニさん

 

 

先週行われたブログセミナーで

はるばる大分まで足を運んでくれました

 

私がお世話になってるホテルを

手配して泊っていただいたんですが

 

 

昨日、ちょっと驚いたのが

カニさんが何気なく残したメモが

 

社内の共有伝言アプリに

アップされてたんです

 

 

 

本人は感謝の気持ちを

清掃の方に伝えたいという

それだけだったんでしょうが

 

 

これってなかなか

やらないんですよね

 

 

金払ってるんだから当然だろと

上から思ってしまう

 

同じ日に私も泊ってましたけど

そんな風に思ってましたもん

 

 

 

客室清掃は社員ではなく

業者の方に委託しているので

 

どういう方が担当されているのか

私も良くは知らないのですが

 

 

おそらく

ロマンティックが止まらないくらい

嬉しかったんだと思いますよ

 

 

 

こういう内情をあまり言っては

いけないのかもしれませんが

 

 

今って、旅行支援の影響もあって

かなり稼働率も良くて

 

 

限られた清掃スタッフさんで

チェックアウトからインまでの

約5時間くらいの間に

 

日によっては100室くらい

清掃してベッドメーキングして

 

本当に時間との戦いの中で

商品となる客室を作っていくわけです

 

 

アメニティなどの置き漏れをはじめ

水回りの清掃なども細心の注意で

仕上げています

 

にもかかわらず、

清掃不備は当然ですが

お客様からの指摘を受けるし

 

 

たとえば、極端な話

髪の毛1本落ちていても

客室変更となってしまう事さえ

あるのです

 

 

それだけに、最近の清掃係の方々は

かなりピリピリした緊迫感の中

分刻みの業務を強いられているのです

 

 

人生の酸いも甘いも噛み分けた

人情に厚いカニさん

 

書道家だけに達筆な感謝の言葉は

おそらく彼女たちにとって

相当な励みになった事でしょう

 

 

 

 

 

 

ちょっとコワモテながら

「自分のど真ん中を生きる」を

モットーにしているカニさん

 

 

彼にとっては「当たり前のこと」

この方のこういうとこ

 

同い年の私も見習わなきゃと

思う所です

 

 

 

先日、テレビで

『素直・謙虚・感謝や~』と

森脇健児さんが言ってました

 

笑って観てましたけど

生きてく上で大事なのは

 

シンプルに

そう言う事なんだと思います

 

そう言えば、森脇さんも京都

なんか、通ずるものがありそうです

 

 

恐らく

泊ってやってるじゃなく

泊らせていただいてるという

気持ちなんでしょうね

 

そうやって

日々、生きていらっしゃる!

 

それがカニという漢(おとこ)

 

 

 

それでは今日はこれくらいで

 

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