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手のひらANAに追いついていけるのか

 

 

おんせん県おおいたで

貸切バス旅行を扱う
旅行会社をやっています


おおいたツーリストの中村です
 

2023年3月27日(月)1308号

今日も宜しくお願いします

 

 

 

 

 

最近の全日空のCMでは

同社のSKIPサービスが

今月で終了すると言っています

 

 

この仕事をやっている私も

明確に「SKIPサービス」が

 

何なのかよくわからないので

今回、調べてみました

 

 

全日空には現在、

予約サービスとして

 

スキップサービスと

オンラインチェックインがあり

 

 

どちらも

空港での手続きをスムーズに

するためのサービスなんですが

 

 

SKIPサービスは、

事前にWebサイトやスマホアプリで

搭乗券を取得し、空港に到着後

専用カウンターで荷物を預けられる

 

 

つまり、搭乗券を事前取得することで

カウンターでの待ち時間を

短縮することができるサービス

 

 

また、オンラインチェックインは

Webサイトやスマホアプリで

 

搭乗券を紙に印刷するか、画面に

表示させることができるサービス

 

 

 

搭乗券を持って空港に到着し

手荷物がない場合

そのままセキュリティを通って

搭乗口に行くことができます

 

手荷物を預ける場合は、

カウンターでの手続きが必要です

 

 

これで何か便利になるのかというと

正直、私にはよくわかりません

 

航空会社としては

旅行社を介さない直販が進み

 

あと、顧客の管理や囲い込みが

容易になりますという感じ

 

 

 

ANAではこの春から

国内線の空港自動チェックイン機を

廃止していきます

 

コロナを経て非接触文化も

影響しての事みたいですが

 

空港における搭乗までの

プロセスを簡略化していく

 

デジタルトランスフォーメーション

の一種なんでしょうね

 

 

 

 

 

デジタル化や非接触が進み

便利になるのは良いのですが

 

うちのお客様には

スマホは持っていても

電話を受ける、かけるだけで

アプリをダウンロードもしない

 

ましてや

メールアドレスも持たない

 

ウエブサイトやアプリから

航空券の予約や購入などする気が

最初からまったくない方も

まだまだ多いのです

 

そんな人たちに

手のひらANAと言っても

せいぜい「ガラケー」だし

 

 

航空会社もそんな方の為に

最後の砦として

「有人カウンター」を

残してくれていますから

 

完全にペーパーレスには

ならないんでしょうが

 

あと数年もすれば

飛行機乗りたきゃ

スマホ買えよ!と

言われ始めるかも

 

 

 

 

 

同社は

「大幅な遅延や欠航時、

電話が込み合い繋がらず

それが利用者の不満に

つながっています

 

利用者に一番ご迷惑をおかけする部分を

デジタルにしてお客様への負担を

なくしていきたいと思います」

 

と、言っています

 

それこそチャットGPTが

活躍して解決するようになるでしょう

 

 

私はJALしか使わないから

そんなサービス終了しても

構わないよ~と言ってる方

 

 

今後、どの航空会社も

そういったサービスに転換して

きますから

 

ちゃんと知っておいたほうが

いいですよ

 

 

 

それでは今日はこれくらいで

 

 

 

 

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