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【こねり】夏の定番料理 

 

おんせん県おおいたで

旅行会社をやっています

 

おおいたツーリストの中村です

きょうも宜しくお願いします

 

 

子供の頃の思い出は

夏休みに昼ご飯を食べた後

 

午後から毎日、小学校のプールに

泳ぎに行った事

 

 

かまぼこ板に

〇年 なかむらいわお

と、マジックで書いて

 

監視当番の親に預けてから

プールに飛び込み

2時間くらい遊んで

クタクタに疲れて帰る

 

田舎なので川でも泳いだけど

毎日となるとやっぱり小学校のプール

 

健康的な子でした

 

 

その昼ご飯なんですが

夏の定番と言うと

 

 

 

母親の作る「こねり」

 

 

ウチは実家、酒屋をしてたので

いつも母親がいて、いつも何か

昼を作ってくれるんですが

 

献立を考えるのが面倒な時は

ほぼ「こねり」

 

 

この料理、大分の郷土料理らしく

県内でも一部の地域では

「おらんだ」と呼ばれるらしい

 

ヨーロッパのオランダとは

全く関係ないらしく

 

大分方言で「大声で呼ぶ」事を

「おらぶ」というので

 

「ご飯ができたで」と遠くの人を

呼ぶ際におらんだんでそう云うのでは

など諸説あるということです

 

 

 

大分には他にも「りゅうきゅう」という

サバとかブリとかを漬けにした料理が

あるんですが、これも特に沖縄とは

関係ないという

 

 

紛らわしい料理があります

 

 

話が脱線してしまいましたが

その「こねり」

 

ナスやゴーヤを油で炒め

味噌や酒で味付けして

 

最後に水で溶いた小麦粉で

とろみをつけた料理

 

 

 

子供の頃は、今より全然

ゴーヤーと言うよりニガウリで

 

それは今でもそうなんでしょうが

 

というか、ニガウリとゴーヤーは

イコールなんですか?それとも

別物なんでしょうか?

 

とにかく、今よりもっと苦かった

子供だったからか、大人になったからか

品種改良されたからか、別物なのか

 

いづれにしても

 

その苦さが嫌で、母が出してくる

この「こねり」が苦手でした

 

苦手だけどそれを食べないと

おかずが他にないので、ご飯と同時に

流し込む感じで食べてました

 

30を過ぎてくらいでしょうか

 

やたら、懐かしく思い出し

作ってもらうとこれが美味しい

 

自分でも作り方を習って

何度か作ってみましたが

 

やはり母のようにはいかず

美味くないのです

 

 

今年の夏はまだ一度もたべてません

何か、母親のこねりには

作り方の秘密があるのかもしれない

 

 

今度は動画で作っているところを

残しておこうと本気で思っています

 

 

最近は簡単なもので済ます事が多く

身体を気遣うことが出来ていません

 

夏野菜たっぷりの

こんな素朴な田舎料理が

結局、一番食べたいものになってきます

 

 

明日は立秋

とはいえ、まだまだ夏は続きます

 

今月中に3回はたべておきたい

 

 

 

それでは今日はこれくらいで

 

 

 

 

 

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