富士山閉山期の「自己責任」と「覚悟」に思う
おんせん県おおいたで
旅行会社をやっています
おおいたツーリストの中村です
2026年9月14日 月曜日
2579号になります
きょうもよろしくお願いします
富士山の夏山シーズンが
9月10日で終了しました
富士山の登山期間は
山梨県側が7月1日から9月10日まで
ところが
閉山期間中でも
富士山に登る人は少なくないそうです
そこで山梨県が
閉山期間中の遭難事故対策を
強化する方針だそうで
6合目以上に登る場合は
登山届の提出を義務化
登山計画が不十分なら
修正を勧告できる制度も導入
さらに遭難した場合の
防災ヘリによる救助費用を
有料化する案も検討していて
5分あたり8000円程度
にする案も・・・という話です
富士山では山梨県側だけで
去年までの7年間に
21件の遭難事故があり
4人が亡くなっています
そりゃあ
対策も必要でしょう
ただ
この記事を見ていて
私がちょっと引っ掛かったのは
きちんと登山届を出して
服装や装備もしっかりしていれば
救助を求めても
費用は取られないという考え方です
う~ん私は
それでも有料でいいんじゃないかと
思ってしまいます
だって
閉山期間なんですよね
県としては
「閉山期間中の登山は控えてほしい」
と言っている
それでも登る
そして遭難する
救助には
当然ながら人もヘリも動く
その費用を
すべて税金で負担する必要が
本当にあるのかと思う訳です
もちろん
山で事故に遭った人を
助けないということは
法律上できません
軽装だから救助しない
登山届を出していないから救助しない
ということもできない
人命救助ですから
そこは当然でしょう
ただし救助することと
費用を負担させることは
別の話じゃないでしょうか
登山届を出していても
装備が万全でも
閉山期間中に登るという判断をした以上
救助費用の一部くらいは
本人に負担してもらってもいい
私はそう思います
まして軽装で登る
天候を無視する
登山届も出さない
禁止されている時期に
「まあ行けるだろう」
くらいの感覚で登って遭難する
こういうケースまで
最後は税金で助けてもらえる
となれば
ちょっと違うんじゃないかなと
外国人観光客についても
同じことです
富士山は日本を代表する観光地ですから
外国から来てくれること自体は
ありがたいことですが
ルールを知らなかったでは
済まされない部分もある
日本には日本のルールがある
そこは外国人であっても
日本人であっても
同じでいいと思います
富士登山をしたいは自由です
でも
閉山期間中に登るなら
それなりの覚悟と責任も負う
私はそのくらい厳しくても
いいと思っています
遭難した人を
「あなたが悪いんだから助けません」
とはできません
日本をそんな社会には
したくありませんからね
ただ助けることと
無料で助けることは別問題
そこはもう少し踏み込んで
考えてもいいと思います
今回は山梨県側の話ですが
富士山には静岡県側からのルートもあります
今後は両県で
いろいろ調整していくのでしょう
せっかくなら
「今後はかなり厳しい対応を取る」と
明確に打ち出してほしいものです
富士山は
観光地であると同時に
危険な山でもあります
「登れるから登る」ではなく
「登っていい時期なのか」
「自分に登れるのか」
そこを考えることも
登山の一部だと思います
それでは今日はこれくらいで

