「量」を知らない「質」への違和感
おんせん県おおいたで
旅行会社をやっています
おおいたツーリストの中村です
2026年2月10日(火)
2363号になります
きょうもよろしくお願いします
久々にこのあと雨になるようで
乾燥の解消もそうですが、この雨が
一気に「春」を運んできてくれそうで
何となく嬉しい「雨」です
明日は旗日「建国記念の日」
今日頑張れば、明日はお休みですね
昔に比べらたら休みが多い気がします
というか、今の「働き方改革」
言葉ではよく聞かれますが
これについてよく思うんです
この流れ、
もちろん間違ってはいないし
効率を上げて残業を減らし
心身の健康を守る
それは組織として管理職が
責任を持って進めるべき姿でしょう
あの電通の女の子みたいな
過酷な長時間労働を強いられ
自殺してしまうような時代には
二度と戻してはならない
それは大前提です
ただ、かつてのモーレツ時代
とは言いませんが
「スパルタ時代」を生き抜き
がむしゃらに量をこなし
成績を上げることでしか
見えない景色を知っている世代からすると
今の「ゆるさ」に大丈夫なのか?
と不安を覚えるのも正直なところです
よく「量より質」と言われますが
ビジネスにおける「質」とは
膨大な「量」という土台の上に
成り立つものではないかと思うのです
新卒で入社して早々に
「タイパ(タイムパフォーマンス)」を重視し
効率だけを追い求める今のこの姿勢は
一見スマートですが何となく違うような
どこか危うさを感じさせます
泥臭い試行錯誤や圧倒的な仕事量を
経験して初めて
「どこを省けば効率的なのか」
「どこが肝心なポイントなのか」
という判断がわかってくる
つまり「質」という感覚も
自然に身についてくるからです
現代はツールも進化し
量をこなした経験がないまま
「質」を語る姿が
時に「ただの手抜き」や
「楽をしたいだけの言い訳」
に見えてしまうのは
私の度量の狭さなのかもしれませんが
基礎も経験も備わっていない状態で
質を求めても壁にぶつかったときに
踏ん張りがきかないのではと感じます
もちろん、昔のやり方を
そのまま押し付けるのは今の時代
決して得策ではありません
私たちが伝えるべきは
「長時間働け」ではなく
「質を生み出すためのプロセスには
逃れられない一定の量が必要だ」
という紛れもない事実は教えるべきです
若者にはオジサンたちの
「圧倒的な経験量」を軽視しない事を
オジサンたちには自分の経験を
「根性論」としてではなく
「質への最短距離を教える知恵」
としてちゃんと言語化することを
「働き方改革」は単なる時短じゃない
質の高い経験をいかに凝縮して積ませるか
そんな視点を持つことが
今の「ゆるい」「だるい」空気を引き締める
一歩になるのではと感じます
それでは今日はこれくらいで


